シュブルールの考え方【色彩調和論】


さぁ、はじめよう!!

絵を描いているときや服を選ぶときなど、様々な場面で「赤を使いたいけど、何色と合わせたらいいのかな?」といったように、色選びに頭を悩ませることがあるではないでしょうか。そんな色彩の「???」について調べた人たちがいました。

 

 

色彩調和

2色以上の色を組み合わせて、色彩のバランスや美しさなどを作り上げていくこと。また、その配色が見る人に好感を与えたときに、それらの色は調和しているといえる。

 

 

色彩調和論

色彩調和については、イングランドの物理学者サー・アイザック・ニュートン(Sir Isaac Newton)によりスペクトルの発見されて以降、色彩が科学的にとらえられるようになり、様々な学者たちによる論議が繰り返されてきた。ここでは、近代色彩学の基礎とされるいくつかの法則を導き出した、シュヴルールの「色彩の同時対比の法則」についてまとめてみることにした。

 

 

ミシェル・ウジジェーヌ・シュヴルール

Michel-Eugene Chevreul(1786 – 1889)
フランスの科学者。ゴブラン織り(タペストリー)の工場の研究所長をしており、染色や織物の研究をしていた。

 

 

色彩の同時対比の法則

ゴブラン織りの製品に対するクレーム処理の原因究明していた時に、染色に問題があったのではなく、色の組み合わせの問題であることを解明し実験を重ねて、1839年に「色彩の同時対比の法則とこの法則に基づく配色について」を著書として発表された。

 

 

 

類似の調和

色相が似ていたり、トーンが似ている色を組み合わせた時に調和すること。

 単一色相で異なるトーンの配色 

ほぼ同じように見える色相で、明暗や濃淡などの色調が異なる配色を同時に見ることで、生じる色調調和。

 類似色相で似たトーンの配色 

隣接する色相で色調も類似した配色を、同時に見ることによる色相相互の調和。

 1つの色相に支配された配色 

色ガラスを一枚通すことで、全体に支配的な色調が感じられるといった、主張色による調和

 

 

対比の調和

色相が対照的だったり、トーンが対照的な組み合わせの時に調和すること。

 同一色相で対照トーンの配色 

同一色相で、明暗や強弱の差が大きい2つの色を同時に見ることによる色調の対照調和。

 似た色相で対照トーンの配色 

隣接色相で、明暗や強弱の差が大きく異なる色を同時に見ることにより生じる、隣接色相の対照調和。

 対照色相、または補色色相で対照トーンの配色 

色相対比の大きく離れた色相で、色調も色彩対比も増大するように選ばれた色による 配色をみたときに生じる、色彩対照の調和。

 

 

シュブルール錯視

相対的に明るい面と暗い面が接しているとき、境界付近の暗い面がより暗く、境界付近の明るい面がより明るく見え、結果的に境界線が強調される効果があり波打ってるように錯覚して見える。よくマッハバンドと似ているので間違われることが多いのだとか。

 

 

マッハバンド

グラデーションなど階調をなだらかに変化させる表現を行ったときに,階調の境界線が目だって見える現象のこと。

 

 

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。
それでは、see you next time.

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