兎文【吉祥文様】


手ぬぐいや和小物など、古くから私たちの身近なものに日本の伝統文様は描かれています。

これらの文様のひとつ一つには、その時代に生きた人々の幸せへのさまざまな願いが込められており、その文様を身近なものに描きつかうことで、縁起を担いだりしていたのだそうです。

日本の伝統文様の種類は数多くあり、それらの種類や名前の由来、絵柄に込められた意味などについてまとめています。

 

 

吉祥文様 きっしょうもんよう

吉祥とは、「良い兆し・めでたいしるし」を意味する。

 

 

兎文 うさぎもん

「兎」を文様化したもの。

 

 

文様吉祥文様
動物文様

 

 

月兎文 つきうさぎもん

月と兎を組み合わせて文様化したもので、月兎文は「げっともん」とも呼ばれる。

「月には兎と蝦蟇(せんじょ / ひきがえる)が棲み、枯れることのない桂の木が生えている」という中国の伝説が日本に伝わる過程で「蝦蟇」が除かれ、今昔物語に「兎は月で不老不死に役立つ仙薬を突いている」と描かれてたことから生まれた文様とされる。

 

 

御利益未来永劫
災難厄除
病気平穏

 

 

波兎文 なみうさぎもん

波と兎を組み合わせ文様化したもの。

水面に映り揺れる月が、水面を駆ける兎に見えたことを謡った謡曲「竹生島(ちくぶじま)」や古事記の「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」がもとになったとされている。

 

 

御利益神仏加護
恋愛成就

 

 

花兎文 はなうさぎもん

樹(かじゅ)の下で、片前足をあげて後ろを振り向き、耳をそばだてている兎の様子を文様化したもの。

「心浮かれている時こそ、物事に注意を払わなくてはいけない」という説話的な意味が込められているのだとか。

 

 

御利益延命長寿
昇進栄達
立身出世

 

 

 

 

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