雲文【吉祥文様】


手ぬぐいや和小物など、古くから私たちの身近なものに日本の伝統文様は描かれています。

これらの文様のひとつ一つには、その時代に生きた人々の幸せへのさまざまな願いが込められており、その文様を身近なものに描きつかうことで、縁起を担いだりしていたのだそうです。

日本の伝統文様の種類は数多くあり、それらの種類や名前の由来、絵柄に込められた意味などについてまとめています。

 

 

 

吉祥文様 きっしょうもんよう

吉祥とは、「良い兆し・めでたいしるし」を意味する。

 

 

雲文 くももん

空を常に浮動して千変万化する雲の形を文様化したもので、雲文は「うんもん」とも呼ばれている。

表現することが難しいことから定まった形はなく、主に東洋の国々にみられる特殊な文様。

中国では、色や大きさ、形などを変えて流れ動く雲は、「雲気(うんき)」が「運気(うんき)」に通じるとして、吉凶を占うものとして用いられていたのだとか。

 

 

文様吉祥文様
自然天象文様
御利益合格祈願
心願成就
開運招福

 

 

飛雲文 ひうんもん

風に吹かれて雲が飛ぶ様子を文様化したもの。

 

 

瑞雲文 ずいうんもん

めでたいことが起きる兆しとして現れる雲を文様化したもの。

古代中国では、色や大きさ、形などを変えて流れ動く雲は、「雲気(うんき)」が「運気(うんき)」に通じるとして、吉凶を占うものとして用いられ、特に「瑞雲」は縁起が良いものとされた。

 

 

霊芝雲文 れいしぐももん

古代中国では、色や大きさ、形などを変えて流れ動く雲は、「雲気(うんき)」が「運気(うんき)」に通じるとして、吉凶を占うものとして用いられ、特に「瑞雲」は縁起が良いものとされた。

日本でも「瑞雲」は、中国の茸「霊芝」に似ていたことからを「霊芝雲」と呼び、古代の仏教美術に多く取り入れられている。

霊芝は、乾燥しても原形を保ち腐らないことから「万年茸」ともよばれることから、めでたい雲とされている。

 

 

源氏雲 げんじぐも

源氏物語絵巻に描かれている州(すはま)に似た形の雲形の中に、風景などの文様を配したもの。

 

 

横雲 よこぐも

横に長くたなびく雲を文様化したもの。

 

 

雲霞文 うんかもん

金銀などで雲や霞の文様をあらわしたもの。

 

 

 

御利益神仏加護
美人祈願

 

 

雲巴文 くもどもえもん

2つ、または3つの雲を巴状に丸く構成し文様化したもの。

 

 

流雲文 もん

風に流され千差万別に雲が踊る様子を文様化したもの。

 

 

雲菱文 くもびしもん

雲を菱形に構成し文様化したもの。

 

 

雲珠文 うんじゅもん

雲を珠状に丸めた形を文様化したもの。

神社や寺の染織品や仏具、荘厳具に用いられることが多い。

 

 

 

雲取り文 くもとりもん

雲の形の曲線を図案化し、円弧を連続させた模様。また雲以外の空間や雲取りの中に草花などの文様を配したもの。

 

 

雲丸文 くもまるもん

複数の雲で丸く構成し文様化したもの。

 

 

雲鶴文 うんかくもん

飛鶴と瑞雲を組み合わせて文様化したもの。

高貴な文様として親王や太閤(たいこう)などの袍(ほう)の文様に用いられた。

 

 

雲鳥文 もん

雲と鳥を組み合わせ文様化したもの。

 

 

雲牡丹文 くもぼたん

雲の形を牡丹の花に見立てて文様化したもの。

 

 

雲龍文 うんりゅうもん

雲の間を飛翔する龍を文様化したもの。

 

 

 

 

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