立涌文【幾何学文様】


手ぬぐいや和小物など、古くから私たちの身近なものに日本の伝統文様は描かれています。

これらの文様のひとつ一つには、その時代に生きた人々の幸せへのさまざまな願いが込められており、その文様を身近なものに描きつかうことで、縁起を担いだりしていたのだそうです。

日本の伝統文様の種類は数多くあり、それらの種類や名前の由来、絵柄に込められた意味などについてまとめています。

 

 

 

幾何学文様 きかがくもんよう

直線や曲線、点や面によって規則的に繰り返される抽象的な線文様。縄文時代や弥生時代、古墳時代に描かれていた図形の大部分がこの幾何学文様であったことから「原始文様」とも言われる。

 

 

立涌文 たてわくもん

水蒸気がゆらゆらと立ち涌いてのぼっていく様を、波形の曲線を向かい合わせて膨らみとへこみを繰り返す連続文様。

 

 

文様吉祥文様
自然文様
有職文様
割付文
小紋

 

 

花立涌文 はなたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、四季折々の花を配し文様化したもの。

 

 

松立涌文 まつたてわくもん

立涌が松で形成された、または波形の曲線の膨らみのある部分に、松を配し文様化したもの。

 

 

竹立涌文 たけたてわくもん

立涌が竹で形成された、または波形の曲線の膨らみのある部分に、竹を配し文様化したもの。

 

 

 

梅立涌文 うめたてわくもん

立涌が梅枝で形成された、または波形の曲線の膨らみのある部分に、梅の花を配し文様化したもの。

 

 

藤立涌文 ふじたてわくもん

立涌が藤枝で形成された、または波形の曲線の膨らみのある部分に、藤の花を配し文様化したもの。

 

 

桜立涌文 さくらたてわくもん

立涌が桜枝で形成された、または波形の曲線の膨らみのある部分に、桜の花を配し文様化したもの。

 

 

菊立涌文 きくたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、菊の花を配し文様化したもの。

 

 

桐立涌文 きりたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、桐の葉や花を配し文様化したもの。

現在でも格調高い文様として、婚礼衣装の打ち掛けの模様や袋帯などに見られる。

 

 

 

葡萄立涌文 ぶどうたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、葡萄(ぶどう)の実を配し文様化したもの。

 

 

牡丹立涌文 ぼたんたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、牡丹(ぼたん)の花を配し文様化したもの。

 

 

竜胆立涌文 りんどうたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、竜胆(りんどう)の花を配し文様化したもの。

 

 

撫子立涌文 なでしこたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、撫子(なでしこ)の花を配し文様化したもの。

 

 

躑躅立涌文 つつじたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、躑躅(つつじ)の花を配し文様化したもの。

 

 

雲立涌文 くもたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に雲を配し、蒸気が立ち昇り雲がわき起こる様を文様化したもの。

 

 

 

御利益学業達成
立身出世

 

 

波立涌文 なみたてわくもん

立涌が波で形成し文様化したもの。

 

 

破れ立涌文 やぶれたてわくもん

波形の曲線を向かい合わせて膨らみとへこみを繰り返す、連続文様の所々が破れたように切れている文様。

 

 

鳳凰立涌文 ほうおうたてわくもん

波形の曲線の膨らみのある部分に、鳳凰(ほうおう)を配し文様化したもの。

 

 

丁子立涌文 ちょうじたてわくもん

立涌が丁子(ちょうし)で形成され、波形の曲線の膨らみのある部分に、様々な文様を配し文様化したもの。

 

 

 

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