秋の合わせ色目【かさねの色目】

秋の合わせ色目

旧暦の7月~9月にあたり、立秋~立冬の前日までを指す。

 

萩 / 芽子 はぎ

秋の山野に紫紅色の花を咲かせる萩の花を表した色目。

 

着用時期
6月
7月

別説

蘇芳

 

 

萩経青 はぎたてあお

表の色を玉虫調にした織物の色目で萩に因んだ色目。

 

着用時期
6月より秋

経糸=青

緯糸=蘇芳

別説

経糸=青

緯糸=紫

 

 

萩重 はぎがさね

萩の花の重なりを表した色目。

 

着用時期

二藍

別説

淡紫

 

 

女郎花 / 敗醬 おみなえし

秋の野に黄色い粟粒のような花を茎の先に群がらせ女郎花たを表した色目。

 

着用時期
7月
8月

経糸=青

 

緯糸=黄

別説

萌黄

 

 

朽葉 くちば

朽ちた落ち葉を表した色目。

 

着用時期

濃紅

濃黄

別説

山吹色

 

 

青朽葉 あおくちば

緑みを帯びた朽葉を表した色目。

 

着用時期
主に秋

経糸=青

緯糸=蘇芳

別説

 

 

赤朽葉 あかくちば

晩秋の頃に赤く色づいた朽葉を表した色目。

 

着用時期
秋深くなっては着ず

経糸=紅

経糸=黄

別説

経糸=淡紅

経糸=黄

 

 

黄朽葉 きくちば

晩秋の頃に黄ばんだ朽葉を表した色目。

 

着用時期
秋末〜冬初

朽葉

朽葉

別説

朽葉

 

 

龍膽 りんどう

秋の野に紫碧色の花を咲かせた龍膽を表した色目。

 

着用時期

9月より五節(11月)

淡蘇芳

別説

蘇芳

萌黄

 

 

荻 おぎ

湿地に生える荻の茎の先に出ている褐色の花穂と緑の茎葉を表した色目。

 

着用時期

蘇芳

別説

淡縹

 

 

花薄 はなすすき

花をつけたススキの穂を表した色目。

 

着用時期
秋初

別説

淡縹

 

 

紫苑 しおん

キク科の草の紫苑の花を表した色目。

 

着用時期

薄色

別説

薄色

 

 

藤袴 ふじばかま

茎の先端に淡い紅紫色の筒状の花を群がり咲かせる藤袴を表した色目。

 

着用時期

別説

淡紫

淡紫

 

 

紅葉 もみじ

晩秋に楓の葉が霜にあって紅葉した様を表した色目。

 

着用時期

濃赤

別説

蘇芳

 

 

楓紅葉 / 蝦手紅葉 かえでもみじ

色づき始めた頃の楓の葉を表した色目。

 

着用時期
9月〜11月

淡青

朽葉

別説

淡青

 

 

初紅葉 はつもみじ

春の楓の初出の葉をを表した色目だが秋に着る色目。

 

着用時期

萌黄

薄萌黄

別説

萌黄

 

 

黄紅葉 きもみじ

秋深く深山の楓が黄色く色づいた様を表した色目。

 

着用時期
9月
10月

濃黄

別説

萌黄

蘇芳

 

 

青紅葉 あおもみじ

秋になって色づき始めた木々の葉を背にまだ色づいていない青葉を表した色目。

 

着用時期

朽葉

別説

萌黄

 

 

櫨紅葉 はじもみじ

櫨の葉の紅葉を表した色目。

 

着用時期
9月
10月
11月

蘇芳(黒みあり)

別説

淡紅

 

 

桔梗 ききょう

秋の山野に瑠璃色の愛らしい花を開く桔梗を表した色目。

 

着用時期

二藍

濃青

別説

二藍

 

 

小栗色 こぐりいろ

未熟な栗の実を表した色目。

 

着用時期
着用者
年配の男性向け

秘色

淡青

別説

瑠璃色

淡青

 

 

落栗色 おちぐりいろ

みのり落ちた栗を表した色目。

 

着用時期

蘇芳(黒み深し)

別説

濃紅

 

 

檀 / 真弓 まゆみ

山野に自生する落葉樹の檀の紅葉を表した色目。

 

着用時期

朽葉

萌黄

別説

蘇芳

 

 

槿 / 牽牛子 あさがお

朝に美しく花を咲かせる朝顔の花を表した色目。

 

着用時期

別説

空色

空色

 

 

忍 しのぶ

樹皮・岩面あるいは古い屋根瓦などに生える羊歯類の一種である忍草を表した色目。

 

着用時期

淡萌黄(黄気あり)

蘇芳

別説

淡萌黄

 

 

櫨 はじ

秋になり紅葉した山櫨の葉を表した色目。

 

着用時期

9月〜11月

朽葉

別説

 

 

菊 きく

 

着用時期
8月~冬至

 

 

蘇芳菊 すほうぎく

冬近くの白菊が雪や霜に逢って花の周囲からだんだんと紫色に変わっていく様を表した色目。

 

着用時期

濃蘇芳

別説

蘇芳

 

 

九月菊 くがつぎく

9月は「菊月」と呼ばれ9月9日に行われる重陽の節句を意識して作られたものとされる色目。

 

着用時期
9月

 

 

黄菊 きぎく

 

着用時期
9月より五節(11月)

 

 

紅菊 くれないぎく

紅菊の花と葉を表した色目。

 

着用時期

別説

萌黄

 

 

移菊 うつろいぎく

冬近くの白菊が雪や霜に逢って花の周囲からだんだんと紫色に変わっていく様を表した色目。

 

着用時期

別説

 

 

莟菊 つぼみぎく

菊花の蕾を表した色目。

 

着用時期

別説

濃青

 

 

残菊 のこりぎく

冬近く咲き残った黄菊と白菊の花を表した色目。

 

着用時期

別説

淡青

 

 

葉菊 はぎく

白菊の花と葉を表した色目。

 

着用時期
9月より五節(11月)

 

紺青

別説

 

 

白菊 しらぎく

咲き匂う白菊の花を表した色目。

 

着用時期
9月より五節(11月)

萌黄

別説

蘇芳

 

 

菊重 きくがさね

白菊が霜により変色していく様子を表した色目。

 

着用時期

淡紫

別説

 

 

花菊 はなぎく

蘇芳色にうつろった蘇芳菊または後世に栽培された西洋菊を表した色目。

 

着用時期

淡蘇芳

濃蘇芳

 

 

月草 / 鴨頭草 つきくさ

野原や路肩に自生する鴨頭草の花を表した色目。

 

着用時期

 

淡縹

別説

 

 

梶 / 楮 かじ

暖地に自生する落葉樹の梶の葉を表した色目。

 

着用時期

萌黄

濃萌黄

別説

萌黄

萌黄

 

 

 

 

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