かさねの色目【色見本】


およそ400年間続いた平安時代の衣装は、染色や織物の技術の発展やその時々の流行りに伴い変化していき、彩豊かな色彩が生まれたようです。

中でも「源氏物語(げんじものがたり)」の著者で知られる紫式部(むらさきしきぶ)は、物語の創作にこの色彩の変化をうまく取り入れており、物語の流れに沿って奈良時代からある衣装から、次の時代の衣装へと移り変わる様子が反映されていることがわかります。

 

 

かさねの色目 かさねのいろめ

一枚の袷(あわせ)仕立ての衣(袿・うちき)の生地の表地と裏地を重ねることによる色の見え方を指す「合わせの色目」と、2枚以上の衣を何枚か重ねた衣の袖口や褄、裾などの重なりの配色を指す「襲の色目」、経糸・緯糸に違う色を使うことで複雑な色合いを作り出す「織り色目」 がある。

自然との調和を重んじたその時代の美的感覚から、その配色には季節の植物などの名がつけられている。

 

 

経糸・緯糸 たていと / きぬいと

織物を織る際にタテになる糸を「経糸(たていと)」。その糸に横から一本一本織り込んでいく糸を「緯糸(よこいと)」という。緯糸の織り合わせ方を変えることで、複雑な色合いの美しい柄を織ることができる。

 

 

 春の合わせ色目
 夏の合わせ色目
 秋の合わせ色目
 冬の合わせ色目
 雑・四季通用の合わせ色目

 

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